とやまの、
アロマデュフューザー
富山県内の産業で構築したア口マディフューザー。容器は高岡の鋳物、アロマオイルを染み込ませる部分は、井波彫刻から出る木の削りかすや、米や蕎麦栽培から出るもみ殻やそば殻です。そのままだと捨てられてしまう「かす」を再利用します。容器は揺れる形状をしているため、揺らすことでオイルが空気に触れてほのかに香りが漂います。また側面のスリットは風が通れば香りの拡散に貢献します。
容器の造形コンセプトは「開花を始めた香りを放つ花」の形状をベースとして抽象化したものです。またパッケージデザインは、富山の平野から見える立山連峰をモチーフにシルエット化したものです。
富山デザインコンペティション2021 ファイナリスト作品
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